大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。
大阪には、目を引く看板が数多く存在します。
その代表例として、某かに料理店の動く『かにの看板』や有名お菓子会社〇リコの『ネオン看板』は全国的にも有名ですね。
観光客にとっても大阪のシンボルともいえる存在です。
なぜ大阪にはこれほどまでに目を引く個性的な看板が多いのでしょうか?
「大阪の看板文化」に焦点を当て、その歴史や背景を詳しくご紹介します。
今回は「観光スポットにも?大阪お目立ち看板 歴史と進化」をご紹介します。
なぜ?道頓堀に看板が多い理由
大阪・道頓堀は、食とエンターテインメントの街として長い歴史を持っています。
江戸時代から芝居小屋や劇場が集まり、庶民の娯楽の中心地でした。
そんな中、店を目立たせるための看板が次第に発展していったのです。
特に道頓堀は、商売が盛んなエリア。
飲食店や娯楽施設が軒を連ね、それぞれが競争を繰り広げる中で、「いかに目立つか」が重要になりました。
そのため、派手なデザインやユニークな形の看板が次々と登場するようになったのです。
ネオンサインの登場と発展
昭和時代に入ると、アメリカのラスベガスで使われていた「ネオン看板」が登場します。
このネオンサインは道頓堀の発展に大きな影響を与えました。
当時の道頓堀界隈は歌舞伎や文楽といった伝統芸能の街であると同時に、新しいエンターテインメントを積極的に取り入れる革新的なエリアでもありました。
そんな土地柄もあって、ネオンという新技術はすぐに受け入れられ、街全体が鮮やかに彩られるようになったのです。
特に戦後特需があった1950年代から高度経済成長期の1970年代にかけて、道頓堀の看板はさらに大型化しより目立つようになりました。
その結果、今のような個性的な景観が形成されたのです。
現在でも、ネオンやLEDを活用した大きな看板は大阪の名物となっています。
大阪人のユニークな気質が影響した看板文化
大阪の看板文化が発展した背景には、大阪人特有の「目立ちたがり精神」や「おもしろがりな気質」も大きく関係しています。
特に大阪では「隣より面白いものを作ろう」「より大きな看板を設置しよう」と競争が激化していきました。
その結果、他の地域では見られないほどのユニークでインパクトのある看板が生まれたのです。
また、大阪の人々は「話題性」を重視します。
SNSが普及した現代では、写真映えする看板が新たに登場し、観光客がそれを目当てに訪れるという流れも生まれています。
まとめ
今回は、「観光スポットにも?大阪お目立ち看板 歴史と進化」のご紹介でした
大阪の繁華街では、個性豊かな看板が街を彩り、訪れる人々を楽しませています。
歴史的背景や大阪人の気質が相まって生まれたこの文化は、今後も時代に合わせて進化し続けるでしょう。
大阪へ訪れる際は、ぜひ道頓堀を歩きながら、ユニークな看板の数々をじっくり眺めてみてください。
きっと、大阪ならではの魅力を感じられるはずです。
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