大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。
看板製作とマーケティング。
切っても切れない関係です。
ユーザーに対して、何をどう伝えるべきなのか。
これを限られたスペースしかない看板の枠組みの中でしっかりと伝えなければいけません。
今回は「看板製作の極意! 4C分析で視認性UP!」を通して4C分析についてご紹介します。
よく聞くマーケティング用語 4C分析
4C分析とは、ロバート・F・ローターボーンが1993年に提唱したマーケティング理論のこと。
顧客視点でマーケティングを考えるためのフレームワークのことを言います。
顧客の視点で店舗や商品について考察できるため、より顧客のニーズを的確にとらえることが可能なのです。
【4C分析】
・Customer Value(顧客価値): 顧客にとっての価値とは何か
・Cost(顧客コスト): 顧客が支払うコストとは何か
・Convenience(利便性): 顧客にとっての利便性とは何か
・Communication(コミュニケーション): 顧客とのコミュニケーション方法
きちんと分析をおこなうことで、競合店や競合他社との差別化を図ることができるのです。
店舗や自社の強みを活かし、戦略を立てることで入店率があがり結果として売上UPに反映できるようになります。
4C分析と看板製作
看板製作に取り掛かる前に、まずはきちんと販売戦略をたてていきましょう。
自社製品が与える顧客への価値は何なのか考察します。
顧客が負担するコスト、商品を購入したり時間を使ったりすることですが、自社にとって何を指すかきちんとまとめます。
自社製品を購入して何がメリットなのかも考えます。
購入にあたるコミュケーションは何になるのか考察します。
看板はこのコミュケーションにあたるのです。
顧客目線の訴求力のある看板にすることで、相手に何を伝えたいのかを明確にします。
そのうえで、入店への一歩を促すのです。
4C分析を用いた看板製作の具体例
身近な町のパン屋さんを具体例に4C分析で看板製作をしてみましょう。
パン屋さんにとっての顧客価値とは何でしょうか?
焼きたてのパンが家の近所で食べられることや色んな種類があることを顧客価値として考慮します。
また喫茶スペースがある場合はサードプレイス(家や職場以外の場所)を提供することも顧客価値にあたります。
そのさいの価格は顧客が納得いくものにします。
内装に力をいれており寛げるような環境であれば、支払うコストも多少UPしても大丈夫でしょう。
気軽なイートインの場合は飲食のコストを近隣店舗より下げると効果が高まります。
家の近くや駅から近いなどの利便性も考慮にいれます。
それらを含めた看板を提供するのです。
例えば、店舗名は看板に、ターポリンにキャッチを書くのも一つの手法といえるでしょう。
キャッチの中に、「いつもそばに焼きたてパンがある」や「イートインOK」などがあるとより訴求力が高まります。
まとめ
今回は、『看板製作の極意! 4C分析で視認性UP!』のご紹介でした。
マーケティングをきちんと意識すると、何が必要なのかが明確になります。
ターポリンやのぼりだらけの店舗ですと何が伝えたいのかが埋もれてしまうのです。
きちんと絞って相手に訴えられるような看板作りをしていきましょう。
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