看板の歴史 世界の看板編

大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。

看板の歴史自体はとても古いことをご存知ですか?
古くは、古代エジプト時代から存在した看板。
世界の看板の歴史を知ることで新たなヒントを得られることになるかもしれません。

今回は「看板の歴史 世界の看板編」をご紹介します。

世界の看板の歴史 -古代-

看板の歴史はとても古く、紀元前3000年から存在していることが確認できています。
確認できている世界最古の看板は、古代メソポタミア文明の時代のもの。
煉瓦に楔形文字を刻んで品物やお店のことを知らせるものだそうです。
その後、古代エジプトやギリシャ、ローマなどに伝わり、壁画や石碑などに広告文を記した看板が使われていました。

世界の看板の歴史 -中世ヨーロッパからルネサンス-

中世ヨーロッパでは、教会や修道院の壁に、聖人や聖書の言葉を記した看板が設置されました。
また、商人たちは、自分の店の前に提灯や旗を掲げて、商品を宣伝しました。
この時代には、ギルド(同業組合)の規制に従った看板が一般的でした。

ルネサンス期になると看板はより芸術的で装飾的になりました。
金属製の看板や、彫刻や絵画が施された看板が登場し、街の美観にも寄与しました。
15世紀にはいると、グーテンベルクによる活版印刷の発明により、看板制作にも大きな変化が起こりました。
木版画や銅版画を使って、文字や絵柄を量産することが可能になり、より精巧な看板が作られるようになったのです。

世界の看板の歴史 -18世紀から20世紀-

18世紀になると、広告看板がより一般的なものに成長。
特に18世紀後半からイギリスで起こった産業革命により、商業自体が大きく拡大することになりました。
それに伴い、看板は商品やサービスを宣伝するために使用され、文字や絵が活用されました。
19世紀後半になると、電灯の普及により、夜間でも明るく照らせる看板が登場しました。また、大型の看板を設置することが可能になり、街の景観を大きく変えるようになりました。
20世紀に入ると、ラジオやテレビなどのマスコミが発達。
それらの連携とともにラスベガスに代表されるネオンサインも登場しました。
看板は、より人の視覚にうったえるものとして成長していったのです。

まとめ

今回は、『看板の歴史 世界の看板編』のご紹介でした。
今の看板はさらに進化し、LED照明の看板や電子看板、立体的にものをみせることができる3D看板の登場でより訴求力が高まってきました。
一方でコストの見直しから従来の看板も使うようになっており、より長く持つよう素材も重要となってきたのです。
今後が色々な視点から看板をつくることが必要となる時代となったのです。

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